3歳児クラスでは「おはよう」「おやすみ」/「こんにちは」「さようなら」/「いただきます」「ごちそうさま」といった、あいさつの言葉のやりとりを楽しむ活動をします。
3歳児さんは語彙の数も増え、ことばでのコミュニケーションを楽しめる段階に達していますが、自分が過去に経験したことを説明することはちょっと難しいお年頃です。
宮城県のある園では、プリントの絵を見て「なんて言っているのかな?」を考えるのはちょっと難しかったようで、なかなか言葉が出てきませんでした…が、そんな場面を救ってくれたのが「パペット」。このパペットの登場で、子どもたちの発言がグンと増えました。わざとパペットが間違ったあいさつをすると「ちがうよ!〇〇〇っていうんだよ!」と指摘したり…
パペットと自分を重ねることで、プリントのイラストの世界を「自分のこと」として考えることができたからでしょうか。
パペット以外にも、ペープサートや子どもたち自身に同じ場面を演じさせる、なども同じ効果が期待できますね。(スタッフS)