もじかずくらぶでは、ひらがなを書き順ごとに一画ずつ色分けされたパーツで遊ぶ「ひらがなパズル」という教具を使っています。今回はその遊び方の一例をご紹介します。(下の画像参照)
①「と」を構成する二つのパーツをばらばらに置き、「なんていうひらがなになるかな?」と子どもたちに想像させます。
②すると、「と」や「う」という予想があがってきます。
③そこで、「と」と「う」のお手本カードを出し、その上に重ねて確かめてみます。すると「と」だとピッタリ重なって正解だったことがわかります。
このように、パーツをばらばらに見せると、正解とは違うひらがなも出てきますが、そのことによって「と」と「う」の似ているところ、違うところに気づくことができます。その過程をお友だちと共有することで、「似ているね」「おもしろいね」「ここが違うね」という会話を通じ、認め合う時間にもなります。絵本「教室はまちがうところだ」ではありませんが、もじかずくらぶの時間は、安心して間違えられる場所でもあります。
(スタッフS)