お子さまと絵本をいっしょに読んでいるとき、こんな不安が頭をよぎったりしませんか?
- 読んでいてもなんだか反応がうすいなぁ…私の読み方が下手なのかな…
- 何も感じてないのかな?この絵本気に入らないのかな?
- 途中で飽きてウロウロし始めちゃう…絵本が嫌いなのかな?絵本好きになってほしいのに…
私自身、娘が幼いころ何度もこんな気持ちになり、手を変え(読み方にあれこれ工夫)品を変え(絵本の種類を変え)読み聞かせをしていました。
先日、赤ちゃん絵本専門店「あかちゃんえほんや」の内田早苗さんから、子どもと絵本を読むときの大人のマインドについてお聞きする機会があり、「あの頃の自分に伝えたかった!」と強く感じたのでご紹介したいと思います!
『待ちよみ』のススメ
『待ちよみ』ってなに?って思いますよね。
これは内田さんが子育てで大切に思う「待つこと」と「絵本を読む」を合わせた造語で
絵本を読みながら、ただただ子どもの反応を「待ってみる」読み方です。
ついつい大人は、子どもの反応を引き出したくなって、ここに注目して!と誘導するような読み方をしたり、
よくわかってもらおうと絵について説明したり、自分の感じ方を先に言ってしまったりしがちですが、
「待つこと」を意識すると、自然と子どものことをよく見るようになります。
内田さん曰く
読み聞かせしている子どもをよく見ていると、何も言っていなくても、息をのんだり、目を見開いてじっと絵を見ていたりします。
目にわかりやすい反応がなくても、絵本を読めば確実に絵は目に映り、言葉は声で伝わっているんです。
この内田さんの言葉に、無理に頑張って上手に読もうとしなくてもいいんだ!と感じて、
スッと肩の力が抜けました。
もっと気楽に子どもに寄り添っていっしょに絵本を楽しめばいいんですよね!
今日から実践できる「待ちよみ」。よかったら一度ためしてみてくださいね。
もっと詳しく「待ちよみ」を知りたい方へのおススメの一冊はコチラ↓
『まちよみ またよみ』(内田早苗・著 山田花菜・イラスト/岩崎書店)https://www.iwasakishoten.co.jp/book/b613731.html
(もじ☆かずくらぶ スタッフS)